防災講習 ~平和池水害を語り継ぐ~

7月4日

 篠町自主防災会主催の防災研修会を各区長参加のもと実施しました。
 昭和26年(1951)の平和池水害を語り継ぐと題して、地元柏原区在住の中尾祐蔵氏(地域ジャーナリスト、京都府危機管理アドバイザー)からお話をいただきました。
この7月11日で69年を向かえる平和池ダム決壊。当時安詳小学校2年生だった中尾氏。学校に行っていて助かったが、柏原の住民75人が犠牲となられた事実を後世に伝えるべく「語り部」として、各地でお話をしているとお話しされ、当時の被災の模様を写真や資料などで学びました。

災害当時の前夜はバケツをぶちまけたような雨が続いたと言い伝えられていますが、ここ数年毎年各地で豪雨やゲリラ豪雨で河川やため池の決壊被害を報道など目の当たりにしています。私たちの町もいつ災害に見舞われるかわからない今日、あらためて防災について、「平和池水害を語り継ぐ」の教訓から学び、研修会を契機に、安心安全のまちづくりに取り組んでいきましょうと訴えられました。
本日の講演の模様の録画DVDを各区の研修に活用いただきたいと、講師からお願いされました。

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