歩行者関連の交通事故が増えてきています

令和4年の京都府内の交通事故死者数は前年に比べ減ってきているものの、事故発生件数はやや増える傾向にあります。亀岡市においても同様の数字が出てきています。
 亀岡警察署交通課の最新の資料を見てみますと、篠町を受け持つ篠交番、つつじヶ丘交番では事故発生件数は前年に比べて顕著な増加が見られます。国道より市道(より生活道路に近い道)が大きく増え、土日より平日の増え方が大きいです。事故原因別では歩行者妨害等と横断等禁止違反が大きく増えており、歩行者が関係する事故が注目されます。
 新型コロナウイルス感染拡大防止対策の緩和にともなって、市民が外に出ることや消費、物流の活発化などが原因と考えられます。
 自動車は二輪車、自転車を含め生活に欠かせない便利な道具ではあるのですが、けっして安全な道具ではなく、人の人生を狂わす凶器ともなるものです。交通事故加害者にならないことはもちろんですが、被害者にならないためにも、凶器が町中を走り回っている中で生活していることを十分に認識してお過ごしいただくようお願いします。

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