篠町クリーン作戦と防災訓練

11月12日 篠町内・安詳小グラウンド他

 

「篠町クリーン作戦」(篠町内・区内を綺麗にする美化活動)と併せ「篠町防災訓練」(避難場所まで徒歩で行く避難訓練)を篠町自治会主催で実施しました。
 クリーン作戦では、各区の区長を中心に、一般町民の方も参加して、各区・組のエリアに捨ててあった「燃やすしかないゴミや埋め立てるしかないゴミ」などを歩きながら収集し、収集したゴミは、自治会館前と馬堀のゴミ集積所へ集めました。
 当日参加した町民(300人余り)の皆様方が前向きに取り組んでいただいたお陰で、沢山のゴミが集まり、町内は大変綺麗になりました。
クリーン作戦と平行して防災訓練も実施し、有事の時の避難経路を各区毎に確認することができ、意義ある訓練となりました。
 また、篠町クリーン作戦・防災訓練終了後に、安詳小学校のグラウンドで区長を対象として、消火訓練を実施しました。
 消火訓練では、実演も含めて各地区にある消火栓の使い方について、亀岡市消防団篠分団から丁寧に説明・指導を受けました。
 「備えあれば憂いなし」と言われるように、前もって準備を整えておけば、いざというときに何が起きても心配ないということを今回の訓練で改めて感じ、日頃の訓練の大切さを痛感させられました。

救命(AED)講習

 AED(自動体外式除細動器)は命を救うための大切な器具です。受講の内容は、テキストと実演です。消防職員の方々が、倒れている人を見つけてから救急車が来るまでの対応を丁寧に教えて頂きました。

 実演においては、AEDを取り扱う側と協力者となる側の双方の役割から学びます。心肺蘇生を行いましたが、一次救命処置である心肺蘇生とAEDによる除細動とをどのように連続させるのかを学びました。また、幼児と大人では胸骨圧迫の方法が異なることや、パッドを貼る部分が水に濡れているときの対応の仕方など、演示に対して色々なケースを想定した助言があり、たくさんのことを教えて頂きました。
 8分間の心肺蘇生とAEDによる除細動を行うのですが、この8分間は、救急車が到着するまでにかかる時間と言われています。これらを連続させることが救命率に大きく関わります。
 救急救命の場面に出くわしたとしたら、ほとんどの人が戸惑ってしまうと思いますが、救命(AED)講習を受けて、感じたことは「私たちにも救える命がある」と言うことです。そして一番大切なのは「勇気をもって助けようとする行動」だと思います。いざというときに、この講習で得た経験を実践できるように心がけたいと思います。