唐櫃越(からとごえ)

町つくり推進会長 藤田 修

 その昔、光秀も通ったであろう唐櫃越、篠町山本の如意寺横から京都市上桂に至る約17㎞のハイキングコース。亀岡市域に篠町町つくり推進会歴史文化部会が案内板等を設置しています。
 大河ドラマ「麒麟がくる」が終った今でもJR馬堀駅に降り立つハイカーを見かけます。
 昨年、文化庁選定歴史の道百選に選ばれました。地元民として一度歩いてみようと6月20日に自治会スタッフと藤田の4人で出かけました。
 朝の涼しい時間帯に歩こうと、阪急上桂駅を7時半に出発し、一路山本を目指して歩き始めました。天候不順な時期でありましたが、当日は、曇りがちながらもさわやかな風が頬をなぜ、京都市内を遠望できるポイント、八幡方面を遠く見渡せるポイントで汗を拭きながら水分補給。大木の切り株や台風の傷跡の残る山道を歩き、西山区へ向かう林道の分かれ道で小休止。後は林道を北方面に山本を目指し、みすぎ山の鉄塔で少し早めの昼食を取りしばし休憩。篠町を眼下に望み「九十九里をもって半ばをなす」と肝に銘じ、急な下り坂を注意しながら歩き如意寺横の登山口に到着。時計を見ると12時を少し過ぎ、一同、歩き通せたことを喜び合いました。
 町民の皆さん、密を避けつつ一度歩いてみてはどうでしょうか。
 この道は 天下取り人 通る道